都立高校ではトップクラスの難関校で、毎年東京大学の合格者も多数輩出している都立日比谷高校。
当然、校内における学習難易度は高く課題も多い環境にあり、授業が遅くまで実施される曜日もあるため、平日の放課後の稽古は週3回しか確保できません。そのような環境のなか、今年、同校の剣道部は関東高校大会に出場、さらにはインターハイの東京都予選でもベスト8進出を果たしました(いずれも女子団体戦)。
なぜ、上記のようなすごい成績を収めたのか、取材をしてきました。
取材日の稽古の模様を編集しました↓
取材を終えて
「なぜベスト8まで勝ち進む力をつけたのか」
もちろん理由はひとつではないのですが、「今の環境でもどうにかできる」ということを指導陣が何度も説明しているようです。顧問の森下将臣氏は鹿児島・奄美大島の出身。離島育ちで、鹿児島市で試合をするためには毎回フェリーに乗り、泊りがけで大会に臨む必要がありました。それでも自身が全国中学校大会に出場できた経験を活かし、後進の指導にあたっています。「3人でも(団体戦で)勝てる」も森下氏のモットーです。そのほか、
◯ 朝、稽古をする事になった
週2回、早朝に稽古を実施。これが生活習慣の変化ももたらすことになります。稽古の内容も少し独特です。
◯「勝利への3箇条」
団体戦が近くなったころ、下の3箇条を部内で共有しました。
「1」絶対に負けたくない(「勝ちたい」ではない)
「2」2cmの勇気
「3」笑顔
それぞれのポイント・解説は誌面に掲載しています。
ほかにも、さまざまな好条件が重なっての都大会ベスト8。その詳細については、月刊『剣道日本』2026年10月号に掲載しました。