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第16回日本体育大学剣友会全国中学生剣道大会 志澤旗争奪

令和元年12月22日(日)日本体育大学横浜健志台キャンパス
主催 日本体育大学剣友会
文 加藤大樹(志澤旗実行委員)

令和元年12月22日(日)に日本体育大学横浜・健志台キャンパスにおいて第16回日本体育大学剣友会全国中学生剣道大会志澤旗争奪が行なわれました。本大会は日本体育大学名誉教授・剣道部師範、志澤邦夫先生を冠しています。日本体育大学剣友会によって運営され、今大会は男子103チーム、女子63チームの参加がありました。
男子準決勝、東海大浦安中A(千葉)対栄進中(埼玉)の試合は2(2)-1(1)で東海大浦安中Aが決勝に進出。国士舘中B(東京)対久御山中A(京都)の試合は1(3)-1(3)と勝負は代表戦へ。代表戦は両チームとも大将に託すことになり、お互い一歩も譲らない攻防のなか、谷川選手(国士舘中)が相手の崩れた一瞬の隙を豪快なメンでとらえ、国士舘中Bが決勝へと駒を進めた。
女子準決勝、潮田中(神奈川)対淑徳巣鴨中A(東京)の試合は、4(7)-1(2)の結果、潮田中が決勝に進出。小山第三中(栃木)対久御山中A(京都)の試合は、2(3)-1(2)の結果、小山第三中が決勝に進出。
男子決勝は、3度目の優勝を狙う国士舘中B(東京)、そして初優勝を狙う東海大浦安中A(千葉)の対戦となった。
先鋒戦、山口選手(東海大浦安中)が試合序盤跳び込みメンを先取し一本勝ち。続く次鋒、伊東選手(国士舘中)がメンを先取するも津茂谷選手(東海大浦安中)が相ゴテメンを取り返し引き分け。中堅戦、北山選手(国士舘中)が試合開始直後返しドウを先取し続いて出ゴテを決め二本勝ちをすると流れをつかんだ国士舘中は副将戦で二本勝ち、大将戦でも一本勝ちを納め、3(6)-1(2)で国士舘中Bが2年振り3度目の栄冠を飾った。

男子優勝・国士舘中


女子決勝は本大会初優勝を狙う小山第三中(栃木)対そして昨年15回大会の覇者、潮田中(神奈川)の対戦となった。先鋒戦、お互い隙を見せずに引き分け。次鋒戦、試合終盤坂本選手(小山第三中)が抜きメンを取り一本勝ちを納めると続く中堅戦、大河原(小山第三中)も出ばなメンを取り、流れは小山第三中へ。副将戦、後がない太田選手(潮田中)は猛攻を仕掛けるも星野(小山第三中)がしのぎきり引き分け。大将戦は引き分けとなり2(3)-0(1)で小山第三中学校が本大会初優勝を決めた。

女子優勝・小山第三中

 今大会も男女とも素晴らしい試合が数々あり今後の活躍が期待できるとても白熱した大会となりました。第17回大会も期待したいと思います。

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