令和4年1月16日(日)
佐世保市東部スポーツ広場体育館
資料提供 髙木志伸(長崎県剣道連盟広報委員)
男子(24校参加)
優勝・長崎南山高(19年ぶり6回目の優勝) 2位・島原高
3位・瓊浦高、西陵高
最優秀選手 山口拓(長崎南山高)
優秀選手 冨田悠仁(長崎南山高)井上翔太(島原高)
酒井稜真(瓊浦高)三木皓一朗(西陵高)
女子(15校参加)
優勝・西海学園高(5年ぶり2回目の優勝) 2位・島原高
3位・西陵高、向陽高
最優秀選手 益田佳奈(西海学園高)
優秀選手 福田彩音(西海学園高)嵜田有亜(島原高)
小山結衣(西陵高)今里 優(向陽高)
【観戦記】
全国選抜剣道大会長崎県予選会が佐世保市東部スポーツ広場体育館開催されました。男子は長崎南山高校が19年ぶり6度目、女子は西海学園高校が5年ぶり2度目の優勝を飾りました。両校は3月26日〜28日に愛知県春日井市総合体育館で開催される全国選抜剣道大会の出場権を獲得しました。
男子団体は決勝では長崎南山高校が昨年11月の県新人戦優勝に引き続き、島原高校を1-1の代表戦で下して19年ぶり6度目の優勝を飾りました。決勝戦では長崎南山高校の先鋒から大将まで引き分けとなり、両校一歩も譲らずに代表戦となりました。最後は代表戦で長崎南山高校の大将山口拓が島原高校の大将井上翔太のメンの動きに合わせてコテを決めて競り勝ちました。長崎南山メンバーのほとんどが長崎南山中学校時代からのチームメイトで絆が強い団結力で個々の強さを磨き、17大会ぶりに出場した昨年インターハイ決勝トーナメント1回戦敗退の悔しさを挽回し、全国制覇に向けて始動しました。
女子団体決勝は島原高校と西海学園高校の対戦は男子団体同様に代表戦となり、西海学園高校が島原高校を1-1の代表戦で下して5年ぶり2度目の優勝を飾り、春の代表権を獲得しました。西海学園の大将益田佳奈が0-1から大将戦で追いつき、代表戦も島原高校の大将永井萌に鮮やかなメンを決めました。昨年11月の県新人大会個人準決勝で敗れた島原高校の大将永井萌に、2試合続けてメンで1本勝ちをしてチーム優勝の原動力となりました。
西海学園高校は前回出場した選抜大会では2回戦進出しましたが、惜しくも敗れました。今大会では全国トップレベルの島原高校女子を破っての長崎県代表となり、全国選抜剣道大会でも上位進出をじゅうぶんに狙うことのできる実力のあるチームになってきています。
長崎県高等学校体育連盟 剣道競技記録 高木志伸