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中央大学剣道部員・廣澤快が行く!交剣知愛 in Brasil #09 ブラジル剣士にインタビュー

中央大学剣道部員・廣澤快が行く!交剣知愛 in Brasil #09 ブラジル剣士にインタビュー
三重県人会道場での稽古風景

2月24日 
ブラジル代表合宿(三重県人会)

※三重県人会という名の道場。他に、佐賀県人会や香川県人会がある。


どうも!
ブラジルの食べ物が美味し過ぎて太ってきている廣澤です。

ブラジル料理は肉料理が多いので肉好きにはたまらないですね。
特にシュラスコには、感動しました。
次から次へと肉、肉、肉で幸せいっぱいです。

本日はブラジル代表合宿2日目でした。稽古時間は9時から12時。
稽古内容は、素振り→切り返し→技練習→試合稽古→一本勝負の地稽古→かかり稽古でした。

技稽古の時に、できるだけ多くの種類の技をやってほしいという指示がありました。しかし、ブラジルの選手はストレートの技しか知らなかったので、3種類ぐらいしか出す技がありませんでした。

その時感じたのは、技のレパートリーに乏しいことが、ブラジル剣道が世界で勝ち悩んでいる一つの原因だと思いました。

だから、自分が教えることができそうな技をブラジル代表選手に指導すると、興味を持ってくれて、地稽古などで実践してくれました。

Isso (イッソ)
「その通り」

solta  voz  mais  alto (ソウターヴォズマイズアルト)
「声を出せ」

distancia(ディスタンシア)
「間合い」

廣澤さんのポルトガル語メモより



その後『あの技は、難しいよ』とか『打てるようになったよ』という風に、実際に試して感想を言ってもらえることに、教えることの嬉しさを改めて実感しました。

なぜ「改めて」実感したかというと、、、
中学校時代に、「全中で優勝する!」と意気ごみ、全く剣道の知識もない自分が剣道部の同級生4人に対して、必死で拙い指導をしていたことを少し思い出したからです。

部活後に違う体育館を借りて、強くなるかわからなかったけれど、色々稽古メニューを考え、がむしゃらに稽古しました。

これが、中学校時代の一番の思い出です。
文句も言わずに自分の指導を受け入れてくれた4人には、感謝の気持ちでいっぱいです。

熱心に耳を傾けるブラジル剣士



話が逸れましたが、技稽古の後、
JICA選抜 VS ブラジル代表選手 
の第2回戦をしました。

5人制の試合で結果は、、、、4-0で快勝しました。

昨日述べた引き技が弱点なのと、加えて、技の打ち終わりに技を打たれている選手が多く、それが弱点だと思いました。

私も、彼らが引き技や返し胴を打った後の振り返るところの面を打ちました。
ここを直せば世界でも相当勝てるのではと思うぐらい、ブラジル人剣士の攻め合いは強いです。なので、最初に指摘した点を彼らが克服できるように指導をしたいと考えています。

今日の稽古は昨日よりも、稽古の雰囲気や選手の動きも少しは良くなったなと感じました。
明日は、選手たちがどう成長しているか? 楽しみです。



突撃!となりのブラジル人

ブラジルの母語はポルトガル語。廣澤さんはスマホのメモ帳を利用して、ポルトガル語を覚えているそうです。

また、好奇心旺盛な廣澤さんは覚えたポルトガル語を交えながら(?)、ブラジル人剣士へのインタビューにも挑戦しています。

動画をごらんください

Setz(せつを)深水さん 32歳 剣歴27年 六段 
有賀つよしさん 17歳 剣歴10年 三段

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