3月1日
日程
全伯大会
少年少女の部、初心者の部(サントアンドレー)
前回の日記
#14 ブラジルの昇段審査
どうも!
日本の少年剣道の大会は、強烈な親が必ず一人はいると思っている廣澤です。
小学生から全国の様々な大会に参加してきて共通する点は、子供の剣道に対する熱量が半端ない親がいることです。私は、子供の剣道の強さと親の剣道に対する熱量は比例すると思ってので、大会が大きければ大きいほど強烈な親の数がたくさんいると思っています。少年剣道の全国大会なんて全国親バカ選手権と言っても過言ではないと思います。
ちなみに、自分の父も勿論強烈な親の一人です。
ということで、日本と裏側のブラジルの少年剣道の全国大会でも強烈な親がいるのかについても少し書いていこうと思います。
本日は、少年少女と初心者の全伯大会でした。ブラジルから約150名の選手が参加しました。私は中学生の審判をさせていただきました。
審判をしていると、横から叫び声がしました。横を見ると一人のお父さんが叫んでいました。
言葉が分からないので多分応援していると思いますが、日本もブラジルも変わらず熱心な親御さんがいました。
その親子の姿を見ていると、自分が小学生の頃に父親に連れられて岡山の大きな大会に初めて出場したことを思い出して、懐かしい気持ちになりました。
お昼に休憩の際に、9人制の
ブラジル代表選手 VS JICA 選抜
のエキシビションマッチをやりました。
大きな会場で沢山のギャラリーがいていつもと違う雰囲気に、学生達は「負けたらどうしよう」などと弱気な言葉を漏らしていました。
沢山の人がスマホのカメラでJICA 選抜のウォーミングアップを撮影しているときに、私自身が気合いが入りすぎて袴を踏んで転んでしまいました。
とても恥ずかしかったです。。
私は高山三兄弟の三男の高山元成(げんせい)選手と試合をしました。
みんなが注目しているなか、下がって小手を打ったらまた転けてしました。
ビビりながら打った小手だったので相当ダサかったと思います。
本当に恥ずかしい思いをしましたが、試合は二本勝ちしました。
結果は0-7で圧勝しました。
みんな試合が終わったあとは一安心した表情をしていました。
場崎さんだけは1-1の引分けだったので、悔しそうな表情をしていましたが……。
試合が終わってブラジル代表選手とJICA 選抜の学生で写真を撮りました。
とてもお気に入りの写真です。
さっきまで他人同士だったのに、一緒に剣道をすることで大切な友達に変わっていくのが剣道の良いところだと思います。
まさに交剣知愛!!
今日の経験を通して感じたことは、言語や文化が違っても剣道というものがあるだけで友達や仲間になり絆を深められるのは最高だなと思いました。
本当に剣道をやってて良かったです。
明日からは、ブラジルの剣道の細かいところにクローズアップして書いていけたら良いなと思います。
CONFEDERAÇÃO BRASILEIRA DE KENDO(ブラジル剣道連盟)ホームページはこちら(ポルトガル語)