3月5日
日程
サンパウロ大学(ワークショップ)
↓
稽古(文教)
前回の日記
#16 日本とブラジル、団体戦に対する考え方の違い
どうも!
とことん女子にはモテない廣澤です。
サンパウロ大学の授業に参加させて頂きた時に、自己紹介をしました。そこでブラジルの友達がほしくて(できれば女子)自分のInstagramを教えたら。
沢山の数のフォローが男子からきました!!!
女子からは、1人だけ、、、。
世間はそんなに甘くないことを思い知らされました。
フォローしてくれた方々ありがとうございます。日本に来たときは連絡してね!
本日はサンパウロ大学でワークショップをしたあと文教で稽古でした。
サンパウロ大学は、日本でいう東京大学ぐらい頭が良い大学です。
自分のようなバカが立ち入って良いのかと思いながら教室の中を覗き込むと、見たことのない集中力で授業を受けている生徒がたくさんいました。
いつも授業を右から聞いて左に受け流している自分は見習わなければいけない姿でした。反省します。
元ブラジル剣道代表、現サンパウロ大学教授の塚本ハルミさんのご厚意で、サンパウロ大学の学生と交流する時間を設けてもらいました。
会話した内容は、日本の剣道についてでした。
サンパウロ大学の学生からは、
『剣道は頭を使うの?』
『剣道で養った力は私生活ではどう活かせるの?』
『剣道の精神ってどういうの?』
などの質問をされました。
流石、ブラジルの東大。剣道をやってる人でも答えるのが難しい質問でした。
逆に自分は、『ブラジルで良いお土産は?好きな食べ物は?』という質問しか思いつきませんでした。
今思うと質問する内容に学力の差が圧倒的に出てますよね。
勉強じゃなくて剣道をやってて正解でした。ありがとう剣道。
その後サンパウロ大学の学生に対して剣道のワークショップを行いました。
その時に正座を教えたのですが、出来る生徒・出来ない生徒・出来るけど苦しそうにしている生徒の3パターンいました。
海外の人には正座が難しそうに感じました。
しかし、皆面白そうに剣道をやってくれて良かったです。
夜の文教の稽古では、私が指揮を取り稽古をしました。
稽古メニューは素振り→切り返し→打ち込み→地稽古です。
指揮をとり指導してみて感じたことは、伝える事の難しさです。自分の中で感覚的に理解していてもそれを言葉する事が出来ませんでした。
いかに普段の自分が感覚的に剣道をしているかということをこの指導を通して感じました。
唯一、ブラジルの人に伝えられたのは、今まで沢山の先生方にご指導頂いた言葉でした。
私のちゃらんぽらんな指導よりも、先生方に教わった事をそのまま指導するとみんな理解してくれました。
指導力のある先生方に恵まれた環境で自分が剣道をしていたことに、改めて気づかされました。
御指導して頂いた事を理解して、それを誰かに伝える事で、より前よりかは自分の中で落とし込めたように気がします。
また、自分の剣道観が分かりやすく指導することも、剣道力の向上の一つだと思いました。
プレーヤー側ではなく教える側に立ったことで、普段では気づかないところが沢山ありました。剣道をプレーして学ぶところ、剣道を教えて学ぶところ、両方があるというを知りました。
とても剣道というのは奥深いものであると思った一日中でした。
今日も読んでいただきありがとうございました!
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