令和2年10月31日(土)、11月1日(日)和歌山ビッグホエール
主催 和歌山県高等学校体育連盟
報告 木下大輔(和歌山県高体連剣道専門部広報担当)
参加総数は、男子団体15校、女子団体12校、男子個人戦80名、女子個人戦53名の参加となりました。大会を開催するにあたり、新型コロナウィルス感染症拡大防止の剣道専門部独自ガイドラインを徹底・厳守し、実施しました。大会会場に入場する際には、全選手・大会役員・全観客に対し検温の実施、マスクの着用。会場内が密にならないように席を1席空け、距離を確保する。入場時の手指アルコール消毒の遂行など、徹底した感染症対策のもと大会が運営・実施されました。
大会初日の個人戦決勝は、男女ともに同校対決となりました。女子決勝は、中谷選手対千原選手(ともに和歌山東)の対戦。中谷選手が延長戦でメンを奪い、優勝を飾りました。男子決勝は、太田選手対平田選手(ともに和歌山東)の対戦。太田選手がコテを奪い勝利し、優勝を飾りました。
女子団体決勝戦は、和歌山工業対和歌山東との対戦。先鋒戦、西端選手(和歌山工業)がメンを奪い一本勝ちで勝利。次鋒戦、大西選手(和歌山東)がメンを奪い同点に追いつく。中堅戦、堂前選手(和歌山工業)が中谷選手からひきメンを奪い、和歌山工業が再びリード。副将戦は引き分け。大将戦も時間内に勝敗が決まらず、引き分けとなり和歌山工業が優勝を飾りました。
男子団体戦決勝は、和歌山東対和歌山北の対戦。先鋒戦、中阪選手(和歌山北)がひきメンを奪いリード。次鋒戦はお互い一本ずつを奪い、引き分け。中堅戦は両者とも一本が奪えず引き分けに。副将戦、平田選手(和歌山東)が跳び込みメンを奪い、同点に追いつく。大将戦、両者一本ずつを奪い、引き分け。勝負の行方は代表者戦に持ち越されました。代表者戦は太田選手(和歌山東)対中阪選手(和歌山北)の対戦。太田選手が跳び込みメンを奪い勝利。和歌山東が男子団体戦を優勝で飾りました。
大会結果
男子団体
優勝・和歌山東 2位・和歌山北
3位・和歌山工業 3位・日高
女子団体A
優勝・和歌山工業 2位・和歌山東
3位・耐久 3位・神島
男子個人
優勝・太田章雲(和歌山東) 2位・平田隼佑(和歌山東)
3位・榎本千洋(耐久) 3(4)位・河島太輔(和歌山北)
女子個人
優勝・中谷百花(和歌山東) 2位・千原陽葉里(和歌山東)
3位・森本颯来(和歌山工業) 3(4)位・橋本万那(和歌山工業)
この記事は、剣道日本2月号(2021年)に掲載しています。