7月号にて、剣道人口に関する記事を掲載しました。
下の図をご覧ください。
剣道のたどる下降線については、剣道関係者はどう思われるでしょうか。
少子化の影響で、高校生の数自体も減っていますので、本来であれば部員数が減少するのはある程度致し方ないとしても、剣道部員減少率は、生徒数減少率と同等でなければいけません。が、この表を見る限り、悲しいことにそうはなっていないのです。
卓球・弓道と比較すべきです。なぜ弓道や卓球のようにいかないのでしょうか。
卓球はかつてのイメージを大きく変えた事が影響していることは間違いないでしょう。
では剣道は? この人口の推移を見て「今までのやり方のままでいい」と感じるのでしょうか。
このテーマについての提言を、特集で掲載しました。
これに関連して。。。
『剣道の未来』という書籍(Amazonでのみ販売)において、剣道界を少し遠くから俯瞰している3名による座談会の模様が掲載されていて、そこでは鋭い意見がかわされています。つい見逃しがちだったところにも目を向けていて、これはとても参考になります。
もちろん剣道の良さ、他の競技にない特徴を消してまで大衆化を目指すべきか、というテーマは存在します。が、この現状のグラフを見る限り、「このまま→衰退」の流れは間違いないのではないでしょうか。
この書籍に関してはこちらをご覧ください(弊社刊行物ではありません)