今年の昇段審査で見事剣道八段に合格を果たした佐山正之さんは、栃木県でイチゴ農家を経営しています。
農家での仕事をしっかりと行いながら剣道に向き合う佐山さんのインタビューには、農業と剣道につながりがある事を感じさせる言葉がたくさんありました。その一部を紹介します。
タイミングがある。それを少しでも逃すと根の伸びがあるくなったり上が伸びすぎたりするので、ここだという瞬間にどれぐらい合わせられるかのほうが大きいです。
深いほうの深化。どうやって掘り下げ行くとどこに辿り着くのだろう。新しいものを生み出すというよりも剣道をしていることによって、どうやったらもっと真実に近づけるのだろうということのほうが大きくて。農業も同じで、ちゃんとした基本というのがあるのだろうなと思っています。
(記事は5月号に掲載)
※2022年も多大なるご支援ご指導をいただきました。誠にありがとうございました。
また新しい年も必死こいて?頑張って参ります。引き続きのご支援をよろしくお願いします。(株式会社剣道日本)