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全国選抜剣道大会 長崎県予選会 観戦記

全国選抜剣道大会 長崎県予選会 観戦記

文 長崎県高等学校体育連盟 剣道競技記録 高木志伸

全国選抜剣道大会長崎県予選会が佐世保市小佐々スポーツセンター体育館で開催されました。男子は長崎南山高校が2年連続7度目、女子は島原高校が2年ぶり14度目の優勝を飾りました。令和5年3月26日〜28日に愛知県春日井市総合体育館で開催される全国選抜剣道大会に出場します。男子は島原高校が令和4年8月のインターハイ優勝のため出場権2校、長崎南山高校と島原高校の両校が、女子は島原高校が出場権を獲得しました。

男子団体は全国大会出場校2校のために決勝リーグで実施され、1位・長崎南山3勝、2位・島原2勝1敗、3位・五島1勝2敗、4位・長崎日大0勝3敗となりました。島原高校と長崎南山高校は両校2勝で対戦しました。長崎南山高校は昨年11月の県新人戦優勝に引き続き、島原高校を2-0で下して2年連続7度目の優勝を飾りました。決勝リーグ最終戦では長崎南山高校の先鋒白石和磨が見事なコテとメンを決め、幸先よく勝利しました。その後は両校一歩も譲らずに大将戦となり、長崎南山高校の大将戸田優人が島原高校の大将脇本得喜の動きに合わせてメンを決めて勝利しました。

長崎南山メンバーのほとんどが長崎南山中学校時代からのチームメイトで絆が強い団結力で個々の強さを磨き、昨年の全国選抜剣道大会3位以上を島原高校と一緒に全国制覇に向けて始動しました。

女子団体決勝は島原高校と西陵高校の対戦となりました。島原高校が西陵高校を2-0で下して2年ぶり14度目の優勝を飾り、春の代表権を獲得しました。島原高校の先鋒山田優生が幸先よくドウを決め、次鋒と中堅が引き分けの後に副将㟢田有亜が攻撃的な姿勢で西陵高校の山浦未羽に見事なコテを決め、勝敗を決めました。大将寺川舞も最後まで攻めの姿勢を崩さない試合展開で島原高校が昨年11月の県新人大会に引き続き優勝を果たしました。

島原高校は前年の県予選大会代表戦で出場権を逃し、その悔しさを本県予選大会に臨めました。全国選抜大会では長崎県代表として、上位進出をじゅうぶんに狙うことのできる実力のあるチームになってきています。

(結果及び写真は剣道日本2023年4月号に掲載)

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