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上段の「師弟」

上段の「師弟」

今月号(2023年8月号)の特集は「上段」です。

平成13年(2001年)、横浜商大高校3年時にインターハイに出場を果たした星野篤史選手は、高校1年時に上段をはじめました。上段を学ぶため、横浜商大高校の上段の使い手たちは代々、ある人のもとへ定期的に通って教えを受けていたそうです。それが有馬裕史氏(現・教士八段)。全国教職員大会3位、全日本東西対抗大会等への出場歴を持つ有馬氏ですが、現役高校生が他校へ定期的に出向くというのはなかなか珍しいことではないでしょうか。

というわけで、「上段の師弟」と題してお二人にインタビューをしました。

有馬裕史氏(左)と星野篤史氏(右)

お二人に上段で構えていただいたときのこと。

「上段にはそれぞれのスタイルがあっていい」と有馬氏は言っていて、実際に構えたときの左手の位置や竹刀の角度も、上段の人によってまちまちだと思いますが、このお二人に関してはほとんど同じ。「あれっ、ほとんど同じですね」とカメラマンが言えば、星野氏は「あこがれの先生に似ていて良かった」と。

ということもあり、28ページ(有馬氏)と30ページ(星野氏)に二人の構え写真を掲載し、ページをめくって見比べられるようにしました。ぜひとも雑誌をお手にとって確かめてください。

それから、せっかく上段を取られる方二人にそろっていただいたので、上段同士での戦い方についても少しお話を聞きました。よく考えてみたら、「相上段の技」を記事にする機会はかなり久々かもしれません。

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