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「戦評」インターハイ滋賀県予選

(滋賀県高等学校春季総合体育大会 剣道競技)                               

資料提供 吉武 美保(滋賀県高体連剣道専門部 広報担当)

女子団体

 決勝に勝ち上がったのは5年連続の対戦となる草津東高校と比叡山高校。先鋒線から緊迫した戦いが繰り広げられる。両校一歩も退かず引き分けが続き、勝負は大将戦に持ち込まれ、昨年度個人戦を制した草津東・竹澤選手が勝利、2年ぶり17度目の優勝を決める。

男子団体

 決勝は順当に勝ち上がってきた比叡山高校と草津東高校の対戦となる。1年生を先鋒、次鋒に起用した比叡山高校がリードするも、副将戦で草津東高校・原田選手が会心の技で二本勝ちを収め逆転、草津東高校が2年連続11度目の優勝を飾る。

女子個人

 決勝は危なげなく勝ち上がってきた草津東・竹澤選手と四回戦で20分を超える激戦を制した比叡山・大石選手、団体戦決勝の大将同士の戦いとなる。試合は比叡山・大石選手が先制、草津東・竹澤選手が取り返す白熱した試合となるも最後は大石選手の思い切りの良い面が決まる。

男子個人

 決勝戦に進出したのは八幡工業・安居選手と彦根東高校・吉本選手。安居選手は上段から果敢に攻める。両者、気迫十分の激しい戦いが行われた。一進一退の攻防が続くが、吉本選手が鮮やかな右小手を決め優勝を勝ち取る。

インターハイの全都道府県予選結果を、2023年9月号に総覧として掲載(団体戦優勝校及び個人戦上位入賞選手の写真も掲載)

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