先月号からスタートした新しい企画「普及のカタチ」。
今回(2023年11月号)は、大規模ショッピングモール内で盛大に実施された剣道イベントを取り上げました。
相模原市剣道連盟(神奈川)は、創立70周年を迎えて新たなイベントを模索。通常だと式典や記念試合等を「体育館」や「武道館」で実施するケースがほとんどだと思いますが、なんと相模原市剣道連盟は、ショッピングモールのステージを1日借りて、さまざまなイベントを実施しました。これはきわめて珍しいことだと思いますが、「剣道を知らない人にも目に触れてほしい」という連盟の願いがあり、それをカタチにしたのです。
剣道は、目にすればきっと良さは伝わります。「ぱっと見」の印象はプラス面しかないとさえ思います。が、いかんせん、目にする機会があまりにも少ないのです。映像より、生で見て、感じたほうが、剣道の良さはダイレクトに伝わります。
「周年イベント」は多くの地域でやっていますが、ほとんどが「クローズド」なイベント(身内で祝って終了)。これがもったいない。そもそも剣道は室内競技なので。
詳しい内容は11月号を見ていただきたいのですが、もっとこういうイベントを全国でも開いてほしい、と記者は切に思いました。一部を動画でも撮っていましたので、貼っておきます(雑誌に掲載した写真は相模原市剣道連盟提供です)。