広島県の高校教員を長く務め、現在は全日本剣道連盟の副会長である藤原崇郎範士の連載企画が、今月(2023年11月号)からスタートしました。
藤原範士は学生大会個人2位、八段大会2位、日本代表として世界大会に出場するなど、選手として数々の経歴があるほか、高校の指導者としても多くの実績を残し続けました。
今回の企画の聞き手は、藤原範士が祇園北高校に赴任していた時の教え子である鳴本敬一郎さん。高校在学時にインターハイ個人3位、国体優勝等の実績を残した鳴本さんは、卒業後、筑波大学へ。医療の道を目指しつつ強豪がズラリと揃う剣道部にも籍を置き、4年時には全国大会優勝を果たしました。現在は医師の道を進みつつ後進の「医者の卵」への指導も行っています。
鳴本さんは、高校生だった当時、「なぜ」と疑問に思う事が多々ありながら、当時は直接それを藤原監督には聞けずにいたそうです。「今だから聞きたい」と思っていたことを師に直撃すると、鳴本さんが想像していた以上の答えが返ってきました。今月からスタートしたこの企画は、全6回連載の予定です。
誌面にも記載しました「はじめに」(←鳴本敬一郎氏)を、こちらにも記載します。