「気持ちよく身体を動かすために」という目的で連載を続けている企画「剣道とコンディショニング」。今月号（４月号）からは数回にわたり、実際に痛みを抱えている剣士にご登場いただきます。そして、取材の場に同席しているスポーツトレーナーの方が対処法を直接伝えます。
トレーナーの方は全国大会でも上位に入る陸上競技の学生さん等、多数の方のトレーナーに携わっており、さまざまな傷害への対処法を伝えています。
今シリーズでは剣道で起こりがちな症例に対して、アドバイスしました。
第１回目は「腰部の痛み」です。対処法を映像にも一部収録しました。
驚いたのは、うつ伏せになって左右の足をそれぞれ下方向へ引っ張ったところ、伸び具合が左右でかなりの差があったのです。筋肉が固まっていると、足が充分に伸展できないのだそうです。
今回の対処法で多く出てきたのは「ゆるめる」というワード。その意味等については４月号に掲載しています。次号では足底筋膜炎とその対処法」を予定しています。