[三重]インターハイ予選（戦評）

文・小川貴之（三重県高体連剣道専門部）

男子団体決勝は全国選抜出場校の三重高校とノーシードから勝ち上がってきた津西高校との対戦となった。三重高校が序盤から強さを見せ、全員勝利して優勝を決めた。

女子団体決勝は昨年と同じく鈴鹿高校と三重高校の対戦となった。試合が動いたのは中堅戦、反則2回による一本が三重高校の中西選手に与えられる。しかし、鈴鹿高校の浜崎選手が前に出てメンで取り返し引き分け。その後の副将、大将戦も引き分けて勝負は代表戦になった。代表戦はお互いの大将が引き続き対戦、延長で三重高校の田邊選手が前に出たメンで勝負を決めた。

男子決勝リーグに出場したのは三重高校の駒田選手と山田選手、鈴鹿高校の向井選手、いなべ総合学園高校の樋口選手。駒田選手が３勝で２年連続の優勝を決めた。残る１枠は２勝１敗の向井選手となった。

女子決勝リーグに出場したのは三重高校の大塚選手と梅谷選手、四日市工業高校の嶋本選手、鈴鹿高校の野口選手の４名。３勝した嶋本選手が優勝、２勝１敗の大塚選手が準優勝となった。

大会の個人戦入賞選手、団体戦優勝校の写真等、全都道府県結果一覧を、９月号（2024年９月２５日発売）に掲載。