文・石原たまみ(愛知県高体連剣道専門部)
男子個人決勝は、星城高校の杉浦選手と名古屋高校の森選手の戦いとなり、両者の激しい攻防の中から杉浦選手が相面と出端小手の2本勝ちで優勝を決めた。女子個人決勝は、岡崎城西高校の近藤選手と星城高校の山内選手の戦いとなり、鍔競り合いになった瞬間の引き面で近藤選手が優勝を決めた。
男子団体決勝は、星城高校と名古屋高校の対戦となり、先鋒から中堅まで引分けた。副将戦で星城高校の杉浦選手が1本目に相手の体勢を崩して引き胴、2本目は引き面を決めてリードすると、大将の東選手も1本目に出端小手を決め星城高校の優勝が決まった。
女子団体決勝は、岡崎城西高校と中部大春日丘高校の対戦となった。岡崎城西高校が先鋒・次鋒と連勝し中堅引き分けの後、副将戦で中部大春日丘高校の田中選手が相手の居ついたところで面を決めたが、岡崎城西高校の柵木選手は慌てることなく2本取返し、大将戦を待たずして岡崎城西高校の優勝が決まった。
インターハイ予選団体優勝校、個人戦上位入賞選手の写真を一覧で9月号に掲載。