今月発売の剣道日本1月号では全日本剣道選手権大会を報じますが、試合の解説は高鍋進教士八段にお願いしました。
世界大会では女子日本代表のコーチを務め、女子選手については強化段階から長きにわたり見続けてきました。男子についても、自らが多くのトップクラスの剣士と剣を交えており、剣風を詳細に知っております。
そんな高鍋氏が語る試合解説は非常に学びが多いと思います。
高鍋氏が、出場選手から試合後に直接コメントを聞いたケースもありますが、聞いていなかった選手の試合に関しても「こうだったのではないか」という分析が非常に鋭いのです。「聞いていなかった選手」のなかには、記者がコメントを聞いていた選手もいて、高鍋氏の分析した勝因が完全に当たっていたのです。
取材中は、「やっぱりトップを走って来られた方の指摘ってすごいな」と何度も感じました。
ぜひとも記事で細かい技術分析を読み取っていただきたいと思います。