春先に東京都・広尾学園にて実施されている「誠先生の剣道教室」が今年も多数の参加者を得て開かれました。
午前は講義、午後は稽古というスケジュールで進みました。
記者Aは都合により午前のみで退席させていただきましたが、とても学びが多い内容でした。
「責任を持って打っていく。打ったからには『理由』がある」
「ゴールが八段、の人はなかなか八段に通らない。なぜなりたいのか、取った先に何があるのか、八段になったことを通じてどうなりたいのか」
「修行の先に彼岸があるのではない。修行の中にこそ彼岸がある」
「照準を合わせてプログラミングする」(何年何月何日だけでなく、「何時」までを意識しているか)
等々。
午後は、「ここまでは誰でも百点が取れるところ。だからこそここをおろそかにしない」ということで、礼法を含む所作事を徹底的に繰り返しました。相手を敬い、和する立合、正々堂々の精神の発露にもつながります。それが昇段審査においては審査員の気持ちを引き込む可能性も高いとのこと。
詳細につきましては、7月号に掲載しました。
収録した映像も、近日編集してアップする予定です。