提供 高坂秀和(大阪府高体連剣道専門部総務部)
男子
春の全国選抜大会に出場した清明学院と四天王寺東が今大会も決勝戦で相まみえることになった。秋の総体は四天王寺東、冬の選抜予選は清明学院が制し、ここまで公式戦では一勝一敗。最後の戦いはどちらに軍配が挙がるか。勝負は予想通り互角の戦い、両チーム1本ずつ取り合い代表戦へ。息を飲む攻防の中、この日数々の接戦を制してきた清明学院・松下がここでも勝負強さを見せて四天王寺東・伽羅にコテを打ち込み勝負あり。死力を尽くした両チームに対して、会場全体からは溢れんばかりの拍手が送られた。
女子
今シーズンは総体も選抜予選も制した清明学院が強さを見せており、他の学校がそれに立ち向かうという様相。予想通り清明学院は順当に勝ち上がる。トーナメントの反対側では選抜大会出場の四天王寺東を下した関西大学第一がその後も次々と強豪に競り勝ち決勝戦へ。決勝戦でも清明学院が流石の強さを見せたが、関西大学第一も1・2年生主体のチームで来年以降の成長が非常に楽しみである。
インターハイ予選団体優勝校と個人戦上位入賞選手を一覧で9月号に掲載。