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【神奈川】第48回神奈川県中学校選抜剣道大会

【神奈川】第48回神奈川県中学校選抜剣道大会

令和元年6月30日(日)川崎市とどろきアリーナ

令和元年7月7日(日)大和スポーツセンター

資料提供 杉山泰士(神奈川県中体連剣道専門部書記)

男子団体戦

 優勝・横浜中

 2位・保土ケ谷

 3位・東鴨居中、東海大相模中

女子団体戦

 優勝・六角橋中

 2位・潮田中

 3位・柏ヶ谷中、久里浜中

男子個人戦

 優勝・鈴木大輝(保土ケ谷中)

 2位・新倉大輝(横浜中)

 3位・黒澤翔矢(横浜中)

 4位・安永凰(保土ケ谷中)

女子個人戦

 優勝・海野美帆(六角橋中)

 2位・島村咲愛(潮田中)

 3位・垣井さくら(潮田中)

 4位・吉田奈央(平塚中等)

観戦記

 本県では、例年通り関東大会予選会に約1カ月さきがけて、全国大会予選会を実施する。男女団体戦は6月30日(日)にとどろきアリーナで、個人戦は7月7日(日)に大和スポーツセンターにおいて行なわれた。

神奈川県下8ブロックの代表校(代表選手)48校(48名)が集まり熱戦が繰り広げられた。また、今大会の個人戦の上位男子2名・女子2名を全国大会及び、9月の全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会に派遣することにしている。

女子団体戦は、昨年に続き横浜第1ブロックから出場の潮田中と六角橋中が決勝を闘った。

先鋒は、濱田選手(六角橋中)がコテをとるも、北条選手がコテとメンを取り潮田中がリードした。次鋒から副将までは、お互いに手の内を知っている同士の闘いで高度な駆け引きからの玄妙な技の応酬が見られたが勝敗はつかなかった。大将戦は潮田中の島村選手と六角橋中の海野選手が鎬を削った。一本リードされている六角橋中学校の海野選手が猛攻に猛攻を重ね、反則勝ちをおさめ勝負は代表選へもつれ込んだ。代表選では、延長のすえ、六角橋中の海野選手が一瞬の機会をとらえ、相ひきメンを決め初優勝を果たし全国大会の出場権を得た。

男子団体戦は保土ケ谷中と横浜中が決勝を闘った。

先鋒戦は引き分け、つづく次鋒戦で試合は動いた。外崎選手が一本先取するも、保土ケ谷中の椎野選手が一本を返しイーブンにしたが、外崎選手がもう一本取り横浜中がリードをした。その流れを受け横浜中の中堅・中田選手がメンを決め王手をかけた。

副将は保土ケ谷中の野口選手が一本勝ちをし、試合の流れを引き戻した。大将戦は保土ケ谷中の鈴木選手と横浜中の新倉選手という大将戦にふさわしい選手の闘いになった。鈴木選手が一本を追う展開で見事メンを決め勝負は代表選へ。開始直後、保土ケ谷中の鈴木選手のコテメンが会場を沸かせた。次の瞬間、相メンに勝負に行った新倉選手のメンが見事決まり、3年ぶり3回目の全国大会への切符を手にした。

男子個人戦の決勝は男子団体の代表戦を戦った鈴木選手(保土ケ谷中)と新倉選手(横浜中)の対戦となった。鈴木選手が一瞬の隙を見逃さずコテを決めたが、そのあと新倉選手も見事な抜きドウを決め試合は振り出しへ。互いに譲らない展開となったが、今回は鈴木選手の気合が勝り、見事なドウを決め優勝した。

女子個人戦の決勝は昨年度準優勝の海野選手(六角橋中)と潮田中・島村選手の対決となった。両者とも横浜第1ブロックから出場の選手で手の内を知り尽くしている者同士の対戦。互いに取り切れず、勝負は延長戦までもつれ込んだが、昨年度準優勝者の海野選手が得意のひきメンを見事決め団体戦に続き優勝を果たした。

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