日本国内で女子だけが通う体育大学は、東京都内に2校しかありません。その両大学(日本女子体育大学と東京女子体育大学)による剣道対抗試合が毎年実施されています。
今年は、新型コロナウイルスにより、日本全国のほとんどの大会が中止となっていますが「この対抗戦はなんとしても実施したい」と両大学や関係者が尽力し、10月4日、開催が実現しました。とくに大学4年生の部員にとっては、チームとして戦える最初で最後の場となったと思われます。勝っても負けても関係者の目には涙があふれていました。
大会やイベントの実現が難しい状況ですが、こうした「対抗戦」は「密」状態を避けられる場となるのではないでしょうか。
大会レポートは今月発売の「12月号」に掲載します。