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【千葉】インターハイ予選(戦評)

【千葉】インターハイ予選(戦評)

資料提供・小林昭弘

令和3年度、第74回千葉県総合体育大会剣道大会が、6月15日(火)・男女個人戦。6月25日(金)男子団体戦・26日(土)女子団体戦が、新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底して行い、開催されました。
会場は、いずれも八日市場ドームで行われました。
個人戦は例年通り、男女共に県内12地区から、各地区代表5名と、先に行われました、関東大会千葉県予選会の個人戦上位4名を加えた、64名でトーナメントを行われました。(予選参加を含めると、男子個人723名・女子個人484名)
団体戦も例年通り、先に行われました、関東大会千葉県予選会でベスト32に勝ち残った学校に加え、地区予選を行い、男子団体戦は56校。(予選参加校含めると131校)女子団体戦は54校(予選参加校を含めると98校)が熱戦を繰り広げました。結果はそれぞれ、以下の通りになります。

男子個人戦

優 勝 大 澤 柾 也(東海大浦安高校)
第2位 中 田 竜之介(翔凜高校)
第3位 遠 藤 優 生(東海大浦安高校)
第4位 上 野 健 太(翔凜高校)
 
優勝監督コメント  榊 悌宏監督
 コロナ禍で十分な稽古や練習試合も出来ず、春からの大会を重ねながら少しずつ成長してきました。厳しい試合の連続でしたが、粘り強く戦い優勝することが出来ました。昨年度は、中止になって悔しい思いをした先輩たちの分まで、頑張れるようにしっかり稽古を重ねます。ありがとうございました。

優勝選手コメント 大澤柾也選手
 関東予選、関東大会で悔しい思いをしてきたので、今大会は今までやってきたことを信じて精一杯頑張りました。今回優勝できましたが、10日後にある団体戦に向けて気を引き締めて全員でインターハイに出場できるように頑張ります。

男子個人戦決勝戦評
 男子個人戦決勝は中田選手(翔凜)と大澤選手(東海大浦安)による対戦となった。試合序盤、大澤選手が出ばな小手を決め一本先取。互いに積極的に技を出すも、有効打突は無く試合終了となり、大澤選手が優勝を決めた。

女子個人戦

優 勝 玉 城 茉 咲(翔凛高校)
第2位 髙 木 智 紗(翔凛高校)
第3位 熊 谷 彩 花(翔凛高校)
第4位 北 田 理 子(東京学館浦安高校)

優勝監督コメント  所 正孝監督
 全力を出し切っての試合は立派でした。千葉県の代表として全国で活躍してほしいと思います。この予想もしなかった世の中で、大会で輝けたことを、関係者の皆さんに感謝の気持ちを持って、また稽古に励んでほしいと思います。大会を安全に運営してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

優勝選手コメント 玉城 茉咲選手
  同校対決できたこと、とてもうれしく思います。戦った皆さんの想いを支えにして髙木さんと二人力を合わせて夢を叶えてきます。安心安全な感染症対策をしてくださり、私達選手が精一杯試合ができたことを、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

女子個人戦決勝戦評
 女子個人決勝は玉城選手(翔凛)と髙木選手(翔凛)の同門対決となった。序盤戦両者ともに激しい打ち合いの中、玉城選手が飛び込み面を決めたが、終盤に髙木選手が飛び込み面を取り返し勝負となった。お互いに攻め手を緩めることのないまま試合が進み、最後は玉城選手が、面抜き胴を決め優勝した。

男子団体戦

優 勝 翔凜 2位 東海大浦安
第3位 八千代松陰、中央学院

男子団体決勝戦戦評
 男子団体戦決勝は、翔凜高校と東海大浦安高校による対戦となった。
 先鋒から大将まで全て引き分け、中田選手(翔凜)対鈴木選手(東海大浦安)の代表者戦となった。勝負は、途中休息を挟む長い延長戦の末、中田選手(翔凜)が、とび込み面を決め、優勝を決めた。

優勝監督コメント 所 正孝監督

夢を叶えてあげることが出来ました。多くの人に励まされ、生徒たちは、モチベーションを保っていくことが出来た結果だと思います。翔凜という名前の全国デビュー。戦ってきた仲間たちの分まで、明日からまた一歩一歩進みながら千葉の代表として恥じない戦いを全国でさせてきます。生徒のために、この大変な世の中で大会を実施してくださった関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。

主将コメント 上野健太選手、大古啓人選手

この瞬間を夢見て、大会が開催されることを信じてみんなで稽古を続けてきました。千葉県で優勝するのは大変なことです。県の代表校が全国で活躍している中で、私たちもそれに負けないようインターハイ開催を信じて稽古を積み重ねていきます。多くの人たちに支えられて今があります。皆さんの思いを力にして頑張っていきます。ありがとうございました。

女子団体戦結果

優 勝 船橋市立船橋 第2位 東京学館浦安
第3位 翔凜、東海大浦安

女子団体決勝戦戦評
 女子団体戦決勝は、船橋市立船橋高校と東京学館浦安高校による対戦となった。
 先鋒戦、田中選手(市立船橋)が打ち合いの中でとび込み面を決め一本先取し、そのまま一本勝ち。次鋒戦、村上選手(学館浦安)が面を決め一本先取。その後、岩佐選手(市立船橋)が、出ばな面を決め、勝負となり、更に、岩佐選手(市立船橋)の出ばな面が決まり、勝ち。
 中堅から大将まで引き分け、2対0で市立船橋が優勝。令和元年に続き連覇となった

優勝監督コメント 佐藤 貴一監督

 今大会も初戦から厳しい戦いが続きました。千葉県高校剣士の代表として、共に大変な期間を過ごしたライバル達の分も胸にインターハイで戦ってきます。大会開催にご尽力された全ての方々に感謝申し上げます。

主将コメント 田中 万結選手

 かけてきたその日に自分たちの剣道ができてよかったです。インターハイまでの残りの期間でさらに力をつけ、全国に挑戦します。ありがとうございました。

※インターハイ各都道府県予選結果総覧を、剣道日本9月号に掲載する予定です。

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