昨年秋の昇段審査にて、合格率1%という難関である八段に合格を果たしたのが栃木の佐山正之さん。佐山さんはなんと1回目の受審での合格です。
栃木の農業高校から北海道の農業系大学へ進学。卒業後に郷里に戻り、イチからいちご農家を始めた方。大学時代に剣道の深淵を知り、以来、農業をしながら剣道も続けてきた異色の方です。
インタビュー映像を公開しています。
「タイミングがある。それを少しでも逃すと根の伸びが悪くなったり上が伸びすぎたりする。ここだという瞬間にどれぐらい合わせられるのかが大事です」
↑ これ、いちご栽培の極意の一端についてのお話なのですが、「=剣道」に思ったのは私だけでしょうか。
もうひとつ。
どうやって掘り下げていくとどこにたどり着くのだろう。新しいものを生み出すというよりも、どうやったらもっと真実に近づけるのだろうということのほうが大きくて。農業も同じで、ちゃんとした基本というのがあるのだろうなと思って。
佐山新八段へのインタビューを、5月号で詳しく掲載。必見です。