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第51回神奈川県中学校選抜剣道大会

兼 第52回全国中学校剣道大会 県予選会
及び 第17回全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会 県予選会

団体戦 令和4年7月 3日(日) 川崎市とどろきアリーナ
個人戦 令和4年7月 9日(土) カルッツかわさき

提供・野崎 昂太(神奈川県中体連剣道専門部書記)

 本県では、例年通り関東大会予選会に約1か月さきがけて、全国大会予選会を実施する。大会は、男女団体戦
は7月3日(日)にとどろきアリーナでおこなわれ、個人戦は7月9日(土)にカルッツかわさきにおいて行わ
れた。
 神奈川県下8ブロックの代表校(代表選手)48校(48名)が集まり熱戦が繰り広げられた。また、今大会
の個人戦の上位男子2名・女子2名を全国大会及び、9月の全日本都道府県対抗少年剣道優勝大会に派遣する
ことにしている。

 女子団体戦は、戸塚中・潮田中が決勝を闘った。
 先鋒、序盤はお互いに相手の様子を伺う内容となった。その後、果敢に髙松選手が技を仕掛け、それに応じる
形で堀江選手が技を出した。延長まで激しい攻め合いが続いたが、決まり手がなく引き分けとなった。次鋒は、
天野選手がじっくり構え、我慢の剣道を貫いた。米田選手が居着いたところを狙いすまして真っ直ぐの面を決め
て先取し、そのまま試合終了となった。中堅は、開始早々藤田選手の出小手が惜しい打突となり、潮田の追い上
げムードとなるが、勝敗はつかなかった。副将は、下がり気味の槌田選手の小手に対して野稲優心選手の上から
の面で試合を振り出しに戻した。大将は、高度な駆け引きからの玄妙な技、思い切りの良い技の応酬が見られ
たが勝敗はつかなかった。代表戦は戸塚の髙山選手と潮田の野稲明心選手が、両校の大将のプライドをもって鎬
を削った。緊張感溢れる試合は、髙山選手が思い切りのいい面を繰り返したが、野稲選手も負けじと相手に勢い
よく跳び込み、技を出した。最後は野稲選手の相手の一瞬の隙をついた面が決まり、潮田中学校が勝利し、2年
連続8回目の全国大会の出場権を得た。

 男子団体戦は、潮田中・横浜中が決勝を闘った。
 両校の戦いは、神奈川県の決勝にふさわしい、一瞬も目を離すことができない激しい技のやり取りが見られた。
先鋒、桑名選手が関口選手の小手に対して小手面を放ち一本とし、先制した。次鋒の北条選手は小池選手の渾身
の小手をしっかりと受け、見事に面を返して一本とした。勢いは止まらず、続けざまに面を奪取し、優勝に王手
をかけた。しかし、ここで勝負は決まらず、横浜が意地を見せる。中堅戦では横浜中の福島選手が相手を追い詰
めて面を決め、一本勝ちをした。さらに副将戦ではお互い一歩も譲らない攻防が繰り広げられた。惜しい打ちが
多く見られるも一本とならず延長戦、唐木選手が思い切りよく小手に跳び込んだ。石田選手も面を返したが一瞬
間に合わず、唐木選手の小手が一本となり、横浜中は勝者数を同点とした。大将戦は、取得本数で上回る潮田中
の本間選手が危なげなく試合をし、横浜中の黒澤選手が果敢に攻めるも一本とはならず、引き分けとなった。見
事リードを守り切った潮田中学校が、2年連続10回目の全国大会への切符を女子とともに手にした。

 男子個人戦の決勝は、長身を活かしたダイナミックな技で勝ち上がってきた上野選手(東海大相模中)と、落
ち着いた試合運びで勝ち上がってきた黒川選手(保土ケ谷中)の対戦となった。お互いに当たれば一本になると
いう気迫のこもった素晴らしい技の連続となった。開始早々上野選手が相手の打ち終わりを見逃さず面を決め、
先取した。何とか一本取り返したい黒川選手は攻勢をかけるが、上野選手が一瞬の隙を見逃さず、手元が上がっ
た瞬間に見事な籠手を決め、優勝した。

 女子個人戦の決勝は、横浜第6ブロック代表の髙山選手と髙松選手の戸塚中学校同士の対決となった。手の
内を知り尽くしている者同士の対戦であるが、気迫十分の正々堂々とした技の応酬であった。死力を尽くした
勝負は延長戦までもつれ込んだが、最後はお互いに渾身の面を放って相面となり、わずかに先に出た髙松選手の
面が一本となり、優勝を果たした。

上位入賞校・選手名及び優勝校写真等は、剣道日本2022年10月号に掲載します。

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