4月号の特集は「進歩向上につながる名案」です。
静岡市の新運館剣道教室を訪問し、土屋昌代館長に取材しました。
かつて小誌の連載企画でさまざまなアイデアを提示していただきました。
長きにわたり、剣道教室と体操教室の両方で指導にあたっています。
土屋館長は小柄な体格で、数年前に大柄な相手と稽古をしたときに体当たりを受けて膝を負傷したそうです。
以来、さらに「身体」に対するケアを研究するようになり、ケガを防ぐためのストレッチ法等を考え、実践しています。
それをすることによって、メンタル面でも強さを感じる事ができるようになったのだそうです。
同教室に通っている50代の大学教員の方も肩の痛みに悩んでいましたが、それもストレッチをすることでだいぶ改善しているそうです。この方はいわゆる「リバ剣」ですが、剣道を再開以来、三〜五段の審査は1回で合格しています。「教室での稽古のおかげ」と述べています。
取材日は、「切り返し」を導入した稽古に時間をかけていました(あわててスマホで撮影したので画質はご容赦ください)。
まず、この一連の動きを覚える事が「頭の体操」だと思います。そして「左面→左胴」という振り方はあまり馴染みがないかもしれませんが、試合等では想定外の事が起こりがちです。そんな「とっさの状況」に対応するためにも、こんな動作を知っておく事も大切なのでは、と感じました。
内容については4月号にて詳しく掲載(全12ページ)。ぜひご覧ください。