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個に応じた指導と「めをかける」事

前号からスタートした短期連載「これからの教え方」。最新号(2025年7月号)では、山神眞一範士(香川大学)にお話をうかがいました。山神氏は永年にわたり、授業で剣道をどう教えるか、を中心に、「指導者の指導」に携わってきました。古の名言等をいくつも引用しつつ、今どう後進を導くべきかを語っています。「個に応じた指導」をするうえで、対象者にどう「め」をかけるか、ぜひ記事をお読みください。剣道のきっかけづくりになる楽しい取り組みも紹介しています。

記者が印象に残った言葉があります。

「この先生についていきたい」と思われるような、公平で親身に接する指導者かどうかだと思います。

 そのために大切なことは(中略)指導者側に心の余裕があること。心の余裕を持てるような生活や状況をちゃんとつくれることが大切です。毎日忙しくて自分の気持ちが落ち着いてないという状況はあると思いますが、そういう状態だと、それは相手に伝わります。「忙」という漢字は「心を滅ぼす」ことだからです。心の余裕があれば、対象者に対して誠意を持って向き合うこともできるでしょう。

「心の余裕」。私に刺さるワードです…

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