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【宮城】第67回東北学生剣道選手権大会 第53回東北女子学生剣道選手権大会

【宮城】第67回東北学生剣道選手権大会 第53回東北女子学生剣道選手権大会

令和元年5月12日(日) 宮城県・塩釜ガス体育館

主催・資料提供 東北学生剣道連盟

 男子決勝戦、赤は昨年度東北選手権大会9位入賞の平野悠紀(東北大)、白は昨年度東北選手権大会5位入賞の井田光哉(東北学院大)が頂点の座を争った。

 試合前半、井田が前に出る技で相手を攻める一方、平野は慎重に相手をうかがっていたが、試合が進むにつれて、平野も積極的に相手に打ち込んでいくようになった。試合中盤になり、自分のペースをつかんだ平野が剣先の攻防で相手を圧倒し、メンに跳び込んだ。これに対し、井田はすかさず逆ドウを決めに行く。どちらの技も歓声が上がったが、惜しくも一本には至らなかった。

 試合が終盤に差しかかり、勝負に出た井田がツキを狙う。平野はこれを冷静に見極め、かわす。それでも井田は攻撃を続け、今度は平野のコテへと跳ぶ。井田の果敢な攻撃は場内を沸かせたが、決めきることができずに仕切り直しとなった。勝敗の行方は分からないまま5分が経過した。

 緊張の延長戦。試合が開始するやいなや、平野が剣先の攻防で相手を追い詰めた。そして、相手の竹刀を擦り下ろし、井田の体勢をうまく崩した。井田はメンをかばおうとするが間に合わない。平野は自らつくり出した好機をものにし、場内を魅了する見事なメンを決め、優勝を収めた。

 女子決勝戦。赤は前田舞(東北学院大)白は小林美結(富士大)。どちらも前回大会では全日出場を逃している。

 決勝ということもあるがこの試合、輪にかけて互いに慎重であった。つばぜり合いの場面や相手がひき技を打って下がる瞬間を狙う場面が何度もあり、互いに一瞬の隙も逃すまいという勝ちへの執念を感じた。その中でも有効打突に近い技がそれぞれある。開始1分半、小林のひきドウに対する前田の跳び込みメン。そして延長3分、前田のひきメンを追いかけた小林のひきメンだ。決めきることはできなかったものの、旗が上がり会場を沸かした。

 慎重な戦いはまだまだ続く。こう着状態に「わかれ」の合図が立て続けに2回、3回。そして4回目の「分かれ」の直後、勝敗が決する瞬間が訪れる。小林が裏から竹刀を払う。前田は半歩下がって間合を取るが小林はすかさず一歩攻めてメンに跳ぶ。前田は出ばなゴテを試みるが、勢いに乗った小林のメンが打ち勝った。

 延長含め13分以上の長い試合であったが、最後の最後は前に出る技で決勝戦の幕が閉じ、小林の優勝が決まった。

全日本学生選手権大会出場者

 優勝・平野悠紀(東北大) 2位・井田光哉(東北学院大)

 3位・柏倉拓人(山形大)、村上洪(東北大)

 5位・及川幸翼(仙台大)、佐藤伶皇(東北学院大)、大久保憧(仙台大)、柳沢大貴(福島大)

 9位・斎藤泰知(東北大)、黒澤剛(東北学院大)、菅野澪(山形大)、後藤颯(山形大)

 13位・成田晃(青森大)、佐藤凌平(東北学院大)

全日本女子学生選手権大会出場者

 優勝・小林美結(富士大) 2位・前田舞(東北学院大)

 3位・西川実希(東北学院大)、舩山茜(仙台大)

 5位・伊勢小夏(青森大)、中野実那(東北学院大)

剣道日本9月号に掲載(全日本学生選手権大会も合わせて掲載!)
詳細は、https://kendonippon.official.ec/

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